三菱電機 名古屋製作所

三菱電機株式会社 名古屋製作所

「CC-Link IE TSN対応製品のグローバル展開を加速するために、高い知名度、市場シェア、サポート体制および広範なArmプロセッサコア対応が魅力のIAR Embedded WorkbenchをSDKリファレンスツールとして採用」

「CC-Link IE TSN対応製品のグローバル展開を加速するために、高い知名度、市場シェア、サポート体制および広範なArmプロセッサコア対応が魅力のIAR Embedded WorkbenchをSDKリファレンスツールとして採用」

三菱電機株式会社名古屋製作所(以下、三菱電機名古屋製作所)は、三菱電機の汎用電動機の量産工場として1924年に設立されました。主にFA・メカトロニクス製品開発を行っており、そこで積み重ねたFA制御技術、駆動制御技術、メカトロニクス技術そして生産技術をさらに磨きながら、モノづくりのイノベーションを世界中で提供しています。

IARシステムズ(以下IAR)は、その中でCC-Link IE TSNリモート局用ソフトウェア開発キットの開発部門にユーザーインタビューを行いました。

 

リアルタイム産業ネットワーク通信として注目されるCC-Link IE TSN

CC-Link IE TSNは、標準Ethernet規格を拡張した「TSNTime Sensitive Networking)」を世界に先駆けて実装したIoT時代の通信に対応する次世代ネットワーク技術です。よりオープンな産業用ネットワークとすると共に、効率的なプロトコルにより従来CC-Link IEが有する性能・機能がさらに強化されています。市場においてはリアルタイム性を確保しながら様々な機器と接続できるネットワークが必要とされており、CC-Link IE TSNでは、汎用Ethernet通信と制御通信の混在を可能とし、制御通信に影響を与えることなく汎用Ethernet機器との接続を実現します。また、様々なトポロジに対応したネットワークの構築が可能なため、柔軟な産業向けIoTIIoT)システムを構築できます。

CC-Link IE TSNの対応範囲(出典:CC-Link協会ホームページ

 

三菱電機名古屋製作所コメント:

「今回IARシステムズの統合開発環境IAR Embedded Workbench for Armを採用したのはCC-Link IE TSNのリモート局をソフトウェアで実現するソリューションのSDKSoftware Development Kit = ソフトウェア開発キット)です。専用ASICによるハードウェアソリューションではなく汎用マイコンと組み合わせることが可能なため、より低価格で容易にCC-Link IE TSNに対応できます。」

CC-Link IE TSNリモート局用SDKイメージ(出典:三菱電機FAサイト

 

より幅広い市場と多くの顧客へCC-Link IE TSNの採用を促す観点でツールを選択

グローバルで幅広いアプリケーションと顧客に利用されているIAR Embedded Workbenchは、46,000社と150,000人以上()のユーザを誇ります。また、世界中にオフィスおよび販売網を展開しており、タイムリーかつプロフェッショナルなサポート体制も高く評価されています。(※20197月現在)

三菱電機名古屋製作所コメント:

「リファレンスとなる商用の開発環境を調査した結果、海外市場、特にヨーロッパ市場での知名度とエンドユーザへの普及度の高さがIARシステムズのツールを採用した決め手になりました。それに加えてサポート体制が他社のツールに比べて優っていたことも挙げられます。また、将来SDKのターゲットとなるデバイスが現在のArm Cortex-MだけでなくArm Cortex-Aクラスのプロセッサにまで広がる可能性を考慮した場合、それらを1つのツールで包括的にサポートしているIAR Embedded Workbench for Armのアドバンテージが魅力でした。」

「グローバル市場におけるプロモーションを成功させるためには、ワールドワイドでの入手性が高く、その市場で成功しているツールを採用しなければならないと考えます。IARシステムズのツールはその点を満たしているだけでなく、ありとあらゆるマイコン、OSおよびミドルウェアを広範にサポートしていることから、点ではなく面で市場を攻めることが可能であることが大きな魅力です。顧客サポートを考慮した場合、全てを三菱社内で賄うことは現実的ではないため、グローバル企業であり、ツール専業メーカであるIARシステムズとの協力体制は非常に大きなメリットです。」

 

導入が容易でユーザビリティの高いツール

IAR Embedded Workbenchが高い市場シェアを持つ理由のひとつに、ツールの利便性が挙げられる。初めて使用するユーザもしくは他のツールに習熟したユーザでも、複雑なマニュアルを読み込まなくても直観的に使えるのが強みである。大人数での開発、複数拠点に渡る開発もしくは外部協力会社との開発においても、ツールの導入がボトルネックにならないことでユーザの製品リリースまでの期間を短くすることに貢献している。

三菱電機名古屋製作所コメント:

「開発現場の意見を集めてみましたが、総じてストレスなく直観的にコーディングからデバッグまで行えるツールであるということで意見が一致しています。今回はSTMicroelectronicsの評価ボードに実装されているオンボードデバッガを使用しました。IAR Embedded WorkbenchArmCMSIS規格に対応しているので、単体のデバッガ(ICE)を使用しなくてもデバッグできましたが、高機能のデバッグ作業にはIARシステムズから提供されているI-jetを購入しても良いと思います。これまで弊社が紹介してきた国内ユーザからもIAR Embedded Workbenchがリファレンスになっていることに対して妥当だというフィードバックを得ており、ツールの選択は間違っていなかったと確信しています。」

 

CC-Link IE TSNリモート局用SDKを採用するメリット

このSDKを採用するメリットを三菱電機名古屋製作所は次のように述べている。「CC-Link IE TSNのリモート局が汎用のイーサネット機器にソフトウェアだけで実装できるというのは大きなメリットです。特にネットワーク部分の実装を自社で開発すると費用対効果が悪いため、SDK採用のメリットが大きくなります。専用ASICよりもコスト的に優位な汎用マイコンに実装できることによって、FA機器のネットワーク化を加速するソリューションとなることでしょう。」

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