2015/04/29 静的解析機能をAtmel AVR32 用開発環境に追加

製品ニュース
Date:2015年4月29日

IARシステムズ 静的解析機能をAtmel AVR32 用開発環境に追加

最新バージョンでは、パワフルな静的解析アドオンツールC-STAT対応と同様に、スタック使用量解析とビルド時間短縮のためのパラレルビルド機能が追加されました。

2015年4月28日IAR システムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役:上村清史、以下IAR)はIAR Embedded Workbench® for Atmel® AVR32の最新バージョンをリリースしました。新しいバージョン 4.30では, 静的解析アドオンツールC-STAT®対応と同様に、スタック使用量解析とビルド時間短縮のためのパラレルビルド機能が追加されました。

 

静的解析ツールを使えばソースコードレベルにおいて潜在的なエラーやバグを発見することができます。例えばメモリリーク・アクセス違反・算術演算のエラー・配列や文字列のオーバーランといった潜在的なコードエラーを発見でき、アプリケーションの誤動作を未然に防ぎます。このような誤作動は製品品質やセキュリティ問題に影響するため、開発サイクルの初期段階でコードエラーを発見することが重要です。また、早期発見により開発納期への影響を最小限に留めることが可能です。さらに、C-STATはコード品質を向上させるだけでなく、業界標準のコーディング規約やルールへの準拠を容易にしています。C-STATでは、MISRA C:2004・ MISRA C++:2008 ・ MISRA C:2012の他にもCWE (the Common Weakness Enumeration) や CERT C/C++といった基準に基づく100以上のルールに沿ったチェックを行います。ユーザーはIAR Embedded WorkbenchのIDE上から、直接任意でコーディング規約単位または個別のルール単位でチェックするかを簡単に選択できます。C-STATはアドオン製品として利用可能です。

 

最新バージョンでは、スタック使用量解析機能も追加されました。スタック使用量解析を使うことによってアプリケーションで使用される可能性のある最大量などの詳細が把握できます。スタック領域を計算することは、最小規 模の組込みシステム以外では非常に大変なことで知られています。多くの組込みシステムにおいては、最大スタック使用量が大変有用な情報となります。このスタック情報を使用することで、アプリケーションがどの程度のスタック領域を必要とするかの算出を格段に簡素化できます。IAR Embedded Workbench上でスタック使用量解析を有効にすることで、リンカマップファイルに各コールグラフルートからの最大スタック使用量が記載されている Stack Usageセクションが追加されます。スタック解析プロセスは、関数ポインタ経由の関数コールや、再帰関数などに対応するためにカスタマイズ することも可能です。また、オプション指定により、後処理のためにアウトプットをXMLフォーマットで生成することも可能です。

 

ビルドにかかる時間を短縮するために、コンパイラで複数のパラレルプロセスで実行することや、PC内のプロセッサコアをより有効に使うことができるようになりました。この機能によって、コンパイラのビルドタイムを大きく削減することができます

 

IARシステムズは、すべてのAtmel AVR 8-bit と32-bitファミリをパワフルにサポートします。IAR Embedded Workbench for AVR32はC/C++ コンパイラ・デバッガの統合開発環境であり、最も速く、小さいコードを生成します。 詳しくはこちら www.iar.com/jp/iar-embedded-workbench/atmel/avr32.

 

MISRA Cについて

MISRA (The Motor Industry Software Reliability Association), は自動車製造業、自動車部品業やコンサルティング業との共同研究団体であり、自動車やその他の組込機器における安全性の高いシステムの開発手法のベストプラクティスを追求しています。MISRA C はMISRAによって開発されたソフトウェア設計標準規格です。より詳しい情報については下記URLをご参照ください。www.misra.org.uk

 

CERT C/C++ について

The CERT C/C++ はComputer Emergency Response Team (CERT)によって発表された安全なC/C++ プログラミングを行うためのセキュアコーディング基準です。より詳しい情報については下記URLをご参照ください。 www.cert.org

  

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Editor's Note: IAR Systems, IAR Embedded Workbench, C-SPY, C-RUN, C-STAT, visualSTATE, Focus on Your Code, IAR KickStart Kit, IAR Experiment!, I-jet, I-jet Trace, I-scope, IAR Academy, IAR, and the logotype of IAR Systems are trademarks or registered trademarks owned by IAR Systems AB. All other products names are trademarks of their respective owners.

IARシステムズについて 

IARシステムズは世界トップクラスの組込み開発ツールメーカであり、C/C++ コンパイラ・デバッガ統合開発環境 (IDE) 、開発キット、ICE、ステートマシン設計ツールなどを組込みシステム開発向けに、幅広く提供しています。IARシステムズの顧客は通信、FA、自動車業界等、多岐にわたっております。1983年に創業し、アメリカ、中国、韓国、日本、ドイツ、イギリス、フランス、スウェーデン、ブラジルに拠点を持ち、代理店ネットワークを介して世界中に展開しています。IARシステムズは、そのオーナー企業であるIAR Systems Groupを介してNASDAQ OMXストックホルムに上場しています。詳細情報につきましては、http://www.iar.com/jp/をご覧ください。

 

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