2015/06/02 コード解析機能でAtmel AVR 8-bit開発の可能性が広がる

製品ニュース
Date: 2015年6月2日

IAR システムズのコード解析機能で
Atmel AVR 8-bit開発の可能性が広がる

AVR用IAR Embedded Workbenchの最新バージョンでは静的解析ツールC-STATに対応、さらにスタック使用量解析が追加されました。

2015年6月2日IAR システムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役:上村清史、以下IARシステムズ)は統合開発環境AVR用IAR Embedded Workbench®の最新バージョン6.60をリリースいたしました。本アップデートでは静的解析ツールC-STAT®への対応とスタック使用量解析を追加し、コード解析の可能性を広げました。

 

AVR用IAR Embedded Workbenchバージョン6.60はIARシステムズの静的解析アドオン機能C-STATへ対応しています。IAR Embedded Workbenchとシームレスに統合されているため、C-STATでは、MISRA C:2004・ MISRA C++:2008 ・ MISRA C:2012の他にもCWE (the Common Weakness Enumeration) や CERT C/C++といった基準に基づくルールに沿ったチェックを行うことができます。静的解析ツールを使えば、メモリリーク・アクセス違反・算術演算のエラー・配列や文字列のオーバーランといった潜在的なコードエラーを発見でき、アプリケーションの誤動作を未然に防ぎます。また、早期発見により開発納期への影響を最小限に留めることが可能です。

 

最新バージョンでは、スタック使用量解析機能も追加されました。スタック使用量解析を使うことによってアプリケーションで使用される可能性のある最大量などの詳細が把握できます。スタック領域を計算することは、最小規模の組込みシステム以外では非常に大変なことで知られています。多くの組込みシステムにおいては、最大スタック使用量が大変有用な情報となります。このスタック情報を使用することで、アプリケーションがどの程度のスタック領域を必要とするかの算出を格段に簡素化できます。IAR Embedded Workbench上でスタック使用量解析を有効にすることで、リンカマップファイルに各コールグラフルートからの最大スタック使用量が記載されているリストが追加されます。スタック解析プロセスは、関数ポインタ経由の関数コールや、再帰関数などに対応するためにカスタマイズすることも可能です。

 

「弊社のお客様にとってIAR Embedded Workbenchの最新機能は非常にメリットがあります。」とAtmel社VP SW Development, Tools & Applications,Steve Pancoast氏は話します。「開発者はコード品質を向上させることができるだけではなく、開発プロセスの効率化においても、この新たな解析機能を活用できます。AtmelとIARシステムの強力なパートナーシップによって、弊社のAVR・SMART ARM ベースマイコン・マイクロプロセッサのフルラインナップに対応した業界トップのツールをお客様に提供することができます。」

 

AVR用IAR Embedded WorkbenchはC/C++ コンパイラ・デバッガの統合開発環境であり、最も速く、小さいコードを生成します。ビルド時間を短縮するパラレルビルド機能も利用可能です。コンパイラで複数のパラレルプロセスで実行するオプション設定ができ、コンパイラのビルドタイムの削減に大きく貢献することができます。
AVR用IAR Embedded Workbenchについて詳しくはこちら:www.iar.com/jp/iar-embedded-workbench/atmel/avr/.

 

MISRA Cについて 

MISRA (The Motor Industry Software Reliability Association), は自動車製造業、自動車部品業やコンサルティング業との共同研究団体であり、自動車やその他の組込機器における安全性の高いシステムの開発手法のベストプラクティスを追求しています。MISRA C はMISRAによって開発されたソフトウェア設計標準規格です。より詳しい情報については下記URLをご参照ください。www.misra.org.uk

 

CERT C/C++ について 

The CERT C/C++ はComputer Emergency Response Team (CERT)によって発表された安全なC/C++ プログラミングを行うためのセキュアコーディング規約です。より詳しい情報については下記URLをご参照ください。 www.cert.org

 

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Editor's Note: IAR Systems, IAR Embedded Workbench, C-SPY, C-RUN, C-STAT, visualSTATE, Focus on Your Code, IAR KickStart Kit, IAR Experiment!, I-jet, I-jet Trace, I-scope, IAR Academy, IAR, and the logotype of IAR Systems are trademarks or registered trademarks owned by IAR Systems AB. All other products names are trademarks of their respective owners.

 

IARシステムズについて

IARシステムズは世界トップクラスの組込み開発ツールメーカであり、C/C++ コンパイラ・デバッガ統合開発環境 (IDE)、開発キット、ICE、ステートマシン設計ツールなどを組込みシステム開発向けに、幅広く提供しています。IARシステムズの顧客は通信、FA、自動車業界等、多岐にわたっております。1983年に創業し、アメリカ、中国、日本、ドイツ、イギリス、フランス、スウェーデン、ブラジルに拠点を持ち、代理店ネットワークを介して世界中に展開しています。IARシステムズは、そのオーナー企業であるIAR Systems Groupを介してNASDAQ OMXストックホルムに上場しています。詳細情報につきましては、http://www.iar.com/jp/をご覧ください。 

 

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