全ての診断メッセージの一覧
テクニカル・ノート 19785
アーキテクチャ:
All
コンポーネント:
compiler
更新日:
2018/08/08 4:53
はじめに
IARのコンパイラでは、診断メッセージのリストをエクスポートさせることができます。
アクション
コマンドラインから行う場合
- コマンドプロンプトを開きます。
- 3つの部分で構成されたコマンドを入力します。
- 1つ目は、コンパイラへの参照先を指定します。例えば、IAR Embedded Workbench for MSP430の場合はicc430.exeを指定します(コンパイラの場所へのパスを追加することもできます)。
- 2つ目は、次のオプションを指定します: --diagnostics_tables
- 3つ目はファイル名を指定します(例:messages.txt。作成されたファイルを操作する権限が与えられた場所にファイルが作成されるように、必要に応じてパスを追加してください。
パスを指定しない場合のコマンドは以下のようになります。
icc430.exe --diagnostics_tables messages.txt
- パスで指定したディレクトリに、messages.txtというファイルが作成されます。
IAR Embedded Workbenchで行う場合
- プロジェクト(Project) > オプション(Option) > C/C++コンパイラ(C/C++ compiler) > 追加オプション(Extra Options)を開きます。
- 追加オプションを有効にします。
- 以下のコマンドオプションを入力します。
--diagnostics_tables messages.txt
- プロジェクトディレクトリに、messages.txtというファイルが作成されます。
- コマンドラインオプションを削除します(コマンドラインオプションを削除しない場合、ファイルをコンパイルするたびにこのファイルが作成されます)。
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