デバッガ画面上にprintf出力を表示する
テクニカル・ノート 181203J
アーキテクチャ:
All
コンポーネント:
debugger
更新日:
2018/12/18 5:43
はじめに
このテクニカルノートは、デバッガのターミナル画面にプログラムからprintf出力を行う方法について説明します。
解説
EWARMにてデバッガを起動して「表示」メニュー内「ターミナルI/O」を選択すると、出力ウィンドウが開きます。ソースコード内で、例えばprintf関数を使用すると上記ウィンドウ内に文字列が出力されます。
なお、上記文字列表示のため、低レベルインタフェースのライブラリ実装(※)を次のように選択する必要があります。
- セミホスティング + stdout/stderrに「SWO経由」を選択する場合:
デバッガ起動時に現れる「I-jet/JTAGjet」メニュー内「SWO設定」にて、「CPUクロック」を実際のデバイスの動作周波数に設定してください。
- セミホスティング + stdout/stderrに「セミホスティング経由」を選択する場合:
他の設定は特に必要ありません。
※「プロジェクト」メニュー内「オプション」> 一般オプション > ライブラリ設定
まとめ
「ターミナルI/O」ウィンドウにてprintf出力が可能です。併せて、printfの出力をUART経由に変更する方法についてテクニカルノート181209Jを参照ください。
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