ターゲット実行状態で、変数の値をモニタリングする
テクニカル・ノート 181218J
アーキテクチャ:
ARM
コンポーネント:
debugger
更新日:
2020/05/12 7:38
はじめに
このテクニカルノートでは、ターゲット実行状態で、変数の値をモニタリングする方法について説明します。
解説
IAR Embedded Workbench for ARMでは、変数やメモリ値をブレークすることなく観測することができる、ライブウォッチ機能があります。
[ライブウォッチ]ウィンドウは、[表示]メニューから表示できます。
このウィンドウは繰り返しサンプリングを行い、アプリケーションの実行中に式の値を表示します。式の変数は、グローバル変数のように、静的に特定できる必要があります。
Cortex-A および Cortex-Rでライブウォッチ機能をご利用いただくには、
プロジェクトオプション > 一般オプション > デバッガ > 追加オプション > コマンドラインオプションの使用
にチェック をつけて、以下を追記してください。
--drv_mem_ap=N
--drv_mem_ap オプションについては、「C-SPY debugging guide」 をご参照ください。
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