既存のイメージをリビルドの危険なくフラッシュ書き込む
テクニカル・ノート 68610
アーキテクチャ:
ARM
コンポーネント:
debugger
更新日:
2018/08/13 9:26
はじめに
イメージがリビルドされるのを防ぐには、以下の方法で問題を解決します。
要件
- IAR Embedded Workbench for ARMが古すぎてはなりません。ここで説明する解決方法は、2007年以降にリリースされたバージョンに対して適用できます。
- 既存のイメージのファイル形式は、C-SPYからダウンロードできる形式でなければなりません(ELF/DWARF、hexなど)。
解決方法
1) 設定
- 新しいプロジェクトを作成します。プロジェクト(Project) > 新規プロジェクトの作成(Create New Project)を選択してください。
- プロジェクトテンプレートを選択します: 外部でビルドされた実行可能ファイル
- プロジェクト名を指定します。
- プロジェクトにイメージファイルを追加します。プロジェクト(Project) > ファイルの追加(Add Files)を選択して、ファイルの種類(Files of type)ドロップダウンリストですべてのファイル(All Files)を選択してください。
- このようなプロジェクトで設定する意味があるプロジェクトオプションは、一般オプション(General Options)とデバッガ(Debugger)のオプションだけです。
- プロジェクトの一般オプションは、実行可能ファイルをビルドしたときと同様に設定するようにしてください。
- お使いのエミュレータやJTAGなどに合わせてC-SPYのオプションを設定します。
2) ダウンロード
- イメージファイルをダウンロードするには、ワークスペース(Workspace)ウィンドウでプロジェクトを選択し、デバッグ(Debug)ボタンをクリックします。
- このプロジェクトは、イメージをダウンロードする際にいつでも再利用できます。
注
IAR Embedded Workbench IDEの正確な名前は、バージョンによって異なる場合があります。
全ての製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。