コードの実行時間を測定する
テクニカル・ノート 26891
アーキテクチャ:
ARM
コンポーネント:
debugger
更新日:
2018/08/08 8:22
はじめに
実際のターゲットシステムでは、コードの特定の部分で消費された実際の時間を測定するのが難しい場合があります。それには、通常、ターゲットを完全にトレースする機能が必要です。しかし、Cortex-Mプロセッサでは、SWD/SWO/SWVを使用することで、満足のいく測定を行うことができます。
要件
- お使いのバージョンのIAR Embedded Workbench for ARMが、SWOの出力を使用してデバッグできること(バージョン5.30以降が必要です)。
- お使いのデバッグプローブが、SWOのプロトコルを使用できること(例: I-Jet)。
解決方法
『How to measure time with SWO.pdf』のリンク先に、この手順をステップごとに解説したPDFファイルが用意されています。
注
IAR Embedded Workbench for ARMの新しいバージョンでは、この件に関するサポートが強化されています。これについては、ヘルプ(Help) > C-SPYデバッグガイド(C-SPY Debugging Guide)の「イベントログを開始するには」に記載されています。
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