デバッグ中の変数ウォッチでEWARMが強制終了
テクニカル・ノート 181101J
アーキテクチャ:
ARM
コンポーネント:
debugger
更新日:
2019/04/05 9:10
はじめに
EWARM8.22.1および8.22.2、EWARMFS822、 EWARM8.32.1において、OSの言語設定が日本語を含めたマルチバイト文字の際に、1byte変数および配列の値を表示しようとするとIDEが停止してしまう、という問題が報告されております。
解説
以下の対応をお願いします。
【EWARM8.32.1場合】
ワークアラウンド:
ウォッチウィンドウの変数を右クリックし、デフォルトから10進フォーマットに変更することで回避されます。
【EWARM8.22.X EWARMFS822 の場合】
本問題に対するEWARM8.22.2用パッチが提供されております。
8.30.Xにバージョンアップしていただくか、パッチを適用ください。
パッチを適用いただく場合は、マイページの製品アップデートより”EWARM8.22.2用 パッチ”を
ダウンロードしてください。
インストール方法:
ダウンロードしたzipファイルを解凍し、パッチ(IdeFramework.dll と kernel.dll)を
インストールフォルダ (Program FilesIAR Systems Embedded Workbench等)\common\bin
に置いてください(古いdllと置き換えてください)。
※EWARMが起動していた場合、一度終了してから、上書きしてください
まとめ
この問題はOSの言語設定が日本語を含めたマルチバイト文字の際に発生します。
EWARM8.32.2で修正されました。
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