ETM の トレーススタート/ストップブレークポイント
テクニカル・ノート 14806
アーキテクチャ:
ARM
コンポーネント:
debugger
更新日:
2018/08/07 9:18
はじめに
トレース開始/停止用ブレークポイントは、ETM/ETBトレースでのみ使用できます。SWOトレースでは使用できません。
プローブとETM/ETBの対応関係
トレース開始/停止用ブレークポイントは、以下の場合に使用できます。
- I-jet-Trace (ターゲットCPUがETMトレースまたはETBトレースをサポートしている場合)
- I-jet (ターゲットCPUがETBトレースをサポートしている場合)
- J-Trace (ターゲットCPUがETMトレースまたはETBトレースをサポートしている場合)
- J-Link (ターゲットCPUがETBトレースをサポートしている場合)
- CMSIS-DAP (ターゲットCPUがETBトレースをサポートしている場合)
注
IAR Embedded Workbench for ARMバージョン6.60では、" User error: Breakpoint type is only available when using J-Trace "という誤解を招く恐れのあるエラーメッセージが表示されます。これは、実際には上記の(3)または(4)の組み合わせを利用していないことを意味します。このエラーは、バージョン6.60よりも新しいリリースでは改善されています。
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