MSP430のハードウェアを使用した CRC演算

テクニカル・ノート 41610

アーキテクチャ:

MSP430

コンポーネント:

general

更新日:

2018/08/13 3:51

はじめに

MSP430デバイスの中には、ハードウェアのCRC計算機が内蔵されているものがあります。本テクニカルノートでは、リンカ(XLINK)によって計算されたチェックサム、またはソフトウェア(Cのアルゴリズム)によって計算されたチェックサムを確認する方法について説明します。

解決方法

サンプルプロジェクト (Example project (IAR Embedded Workbench for 430 5.60.3).zip) 、IAR Embedded Workbench for MSP430バージョン5.60.3(およびそれ以降)のスクリーンショット、MSP430FR5739のスクリーンショットを参照してください。

リンカのチェックサムの設定

プロジェクト(Project) > オプション(Options) > リンカ(Linker) > チェックサム(Checksum)を確認します。

この例では、リンカのチェックサムは以下のように設定されます。

Size: 2 bytes
Alignment: 2
Algorithm: CRC16(0x11021)
Complement: As is
Bit order: MSB first
Initial Value: 0x0
Checksum unit size: 8-bit

この例では、ハードウェアによって計算されるチェックサムは、リンカによって計算されるチェックサムと一致します。

 

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