ClearCase 7.1と IAR Embedded Workbench

テクニカル・ノート 63639

アーキテクチャ:

All

コンポーネント:

general

更新日:

2018/08/13 8:36

はじめに

IAR Embedded WorkbenchをClearCase 7.1またはEnovia DesignSync V6R2012と組み合わせて使用すると、保護違反が発生してIAR Embedded Workbenchがクラッシュすることがあります。

2013年4月現在、ClearCaseバージョン7.1についてのみこの問題が報告されています。ClearCaseバージョン7.2については、IAR Embedded Workbenchと組み合わせて正しく機能するというカスタマレポートがあります。

解決方法

デフォルトのSCCプロバイダを設定しているレジストリキーを削除すると、クラッシュの問題が解決します。回避方法は非常に簡単です。

Windows XPの場合は以下のエントリを削除します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SourceCodeControlProvider\InstalledSCCProviders

Windows 7の場合は以下のエントリを削除します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\SourceCodeControlProvider\InstalledSCCProviders

欠点

当然ながら、この方法を使用すると、IDEでClearCaseのリビジョン管理ができなくなります。

背景

IAR Embedded Workbench for ARMバージョン6.10.x以前では、IDEの起動時に、IDEによってレジストリがスキャンされ、SCCプロバイダ(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SourceCodeControlProvider\InstalledSCCProvidersで指定されたプロバイダ)が検索されます。そして、使用されるかどうかにかかわらず、検出されたすべてのプロバイダが読み込まれます。このとき、いずれかのプロバイダの読み込みに失敗すると、エラーログが出力されます。さらに、ClearCaseのリビジョン管理システムと組み合わせて使用した場合は、より致命的な問題が発生し、IDEがクラッシュします。

IAR Embedded Workbench for ARMバージョン6.20以降

IAR Embedded Workbench for ARM version 6.20以降、これは以前のバージョンとは異なる方法で処理されます。プロジェクト(Project) > ソースコード管理(Source Code Control) > プロジェクトをSCCプロジェクトに接続(Connect Project to SCC Project...)において、SCCのプロジェクトに接続することがユーザによって明示的に指定された場合のみ、レジストリがスキャンされます。
ここで述べた問題の根本原因はまだ解決されていませんが、お使いの環境にClearCaseリビジョン管理システムがインストールされていても、プロジェクトをSCCプロジェクトに接続しない場合は、IAR Embedded Workbench for ARMを使用してもこの問題は発生しません。

 

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