MSP430 のINFO メモリをチェックサム計算から除外する
テクニカル・ノート 72878
アーキテクチャ:
MSP430
コンポーネント:
general
更新日:
2018/08/25 13:43
はじめに
汎用のチェックサム計算処理は、使用されている不揮発性メモリの全領域を対象とします。MSP430のINFOメモリ(0x1000~0x10FF)が変数に使用され、INFOメモリの変数が変更された場合、チェックサムの計算でエラーが報告されます。
解決方法
チェックサムの計算対象をCODEメモリ(0xFFFF以降)に限定します。
テクニカルノート91733に記載された IAR Embedded Workbench for MSP430用のサンプルを参照してください。このサンプルでは、チェックサムの計算対象からINFOメモリを外すように記述されています。
全ての製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。