SCCを組み込む時のトラブルシューティング

テクニカル・ノート 43256

アーキテクチャ:

All

コンポーネント:

IDE

更新日:

2018/08/13 4:59

重要な注意 - The IAR Embedded Workbench shared components バージョン8以降(2017年に導入)は、SCC統合を提供しません。

はじめに

2005年から2016年までのIAREmbedded Workbenchバージョンは、Source Code Control (SCC)APIとの統合を提供しました。

このAPIは Source Code Control Interface (SCCI) とも呼ばれます。

解説

SCC APIを機能させるには、次のアクションを試してください:

Step 1

お使いのバージョン管理システムが、SCCをサポートしているかを確認してください。

Step 2

SCCをサポートするお使いのバージョン管理システムが、Windowsのレジストリに正しく登録されているか確認してください (HKLM = HKEY_LOCAL_MACHINE)

  • すべてのSCCプロバイダは、以下で登録する必要があります。
    • HKLM\SOFTWARE\SourceCodeControlProvider\InstalledSCCProviders.

      または
    • HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\SourceCodeControlProvider\InstalledSCCProviders
    • 詳細は Microsoft KB 305097 を参照してください。
    • 以下のような情報がみつかります。
       Name: “Microsoft Visual SourceSafe”, Data: “Software\Microsoft\SourceSafe”
  • すべてのプロバイダは、上記のHKLM \の下にあるDLLへのリンクも必要です。
    • 上記の例では、以下の場所にあります。
      • HKLM\Software\Microsoft\SourceSafe
      • Name: “SCCServerPath”, Data: “C:\vss\win32\ssscc.dll”

Step 3

すべてのソースファイルがewpプロジェクトファイルと同じディレクトリ、またはこのディレクトリのサブディレクトリにあることを確認してください。

Step 4

必ず最初にSCCクライアントアプリケーションでプロジェクトを作成してください。

Step 5

それが完了したら、SCCプロジェクトをIAR EmbeddedWorkbenchのプロジェクトに接続してください。

Step 6

APIが機能するまでしばらくお待ちください。 SCCは遅く、シンプルで、制限があります。プロジェクトをsource controlに追加した後、しばらく時間を要します。

接続が期待どおりに機能するまでに約1分かかる場合もあります。

まとめ

IAR Embedded Workbenchのドキュメント(2005年から2016年)にも、SCC接続に関する情報が含まれていました。

全ての製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

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