SCCを組み込む時のトラブルシューティング

テクニカル・ノート 43256

アーキテクチャ:

All

コンポーネント:

IDE

更新日:

2018/08/13 4:59

はじめに

本テクニカルノートでは、ソースコード管理(SCC) APIを使用する際に発生する統合の問題に焦点を当てて説明します。

問題

IAR Embedded WorkbenchのSCC統合機能は、私が使用しているバージョン管理システムとうまく連動しません。

解決方法

この情報は、ソースコード管理(SCC) APIを機能させるのに役に立ちます。

ステップ1

お使いのバージョン管理システムが、SCC(ソースコード管理)をサポートしているか確認します。これは、Microsoftによって定義されたAPIで、ソースコード管理インタフェース(SCCI)とも呼ばれます。

ステップ2

SCCをサポートするお使いのバージョン管理システムが、Windowsのレジストリに正しく登録されているか確認します(HKLM = HKEY_LOCAL_MACHINE)。

  • 各SCCは、以下のレジストリに登録されています。
    HKLM\SOFTWARE\SourceCodeControlProvider\InstalledSCCProviders.
    または、以下のレジストリに登録されています(詳細はMicrosoft KB 305097を参照)。
    HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\SourceCodeControlProvider\InstalledSCCProviders
    ここでは、以下のような情報が見つかります。
    Name: ?gMicrosoft Visual SourceSafe?h, Data: ?gSoftware\Microsoft\SourceSafe?h
  • 上記のHKLM\の下には、各プロバイダが提供するDLLへのリンクも登録されています。上記の例では、このリンクは以下のように登録されています。
    HKLM\Software\Microsoft\SourceSafe
    Name: ?gSCCServerPath?h, Data: ?gC:\vss\win32\ssscc.dll?h

ステップ3

SCCクライアントアプリケーションをIAR Embedded Workbenchで使用するには、最初にSCCクライアントアプリケーションでプロジェクトを作成します。次に、プロジェクトをSCCプロジェクトに接続(Connect project to SCC project)を選択します。すると、SCCクライアントアプリケーションにダイアログが表示されます。このダイアログで、選択したIAR Embedded WorkbenchプロジェクトとSCCプロジェクトを関連付けます。IAR Embedded WorkbenchプロジェクトがSCC管理下のプロジェクトになります。関連付けを行うと、ステータス情報を示す特別な列がワークスペース(Workspace)ウィンドウに表示されます。

ステップ4

すべてのソースファイルが、ewpプロジェクトファイルと同じディレクトリか、そのディレクトリのサブディレクトリに置かれていることを確認します。

ステップ5

SCCによって提供されるAPIは、とてもシンプルなため、機能が非常に制限されています。また、SCCそれ自体は低速です。プロジェクトがソース管理に追加されるまで、少し時間がかかります。意図したとおりに関連付けが行われるまで、約1分かかる場合があります。

その他の情報

詳しくは、IAR Embedded Workbench IDEのユーザガイドを参照してください。

適用対象

2005年1月以降にリリースされたIAR Embedded Workbenchは、外部のバージョン管理システムと通信を行うことができます。

全ての製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

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