どのファイルをバージョンコントロールすればいいですか
テクニカル・ノート 35727
アーキテクチャ:
All
コンポーネント:
IDE
更新日:
2018/09/04 6:56
はじめに
バージョンコントロールシステムを使用する場合は、バージョンコントロールの対象となるファイルタイプを理解しておく必要があります。
説明
古いバージョンのプロジェクトを復元できるようにするには:
- いくつかのファイルタイプは常にバージョンコントロールシステムに保存する必要があります。
- 他のファイルタイプは、作業方法に応じてバージョンコントロールした方が良いものがあります。
- その他、必要なときに再生成できるようなファイルタイプはバージョンコントロールされる必要はありません。
常にバージョンコントロールされる必要があるファイル
- すべてのソースファイル
- プロジェクトファイル(*.ewp)
プロジェクトで使用しているならバージョンコントロールされるべきファイル
- カスタマイズされたリンカー設定ファイル(ILINKのの場合は* .icf 、XLINKの場合は* .xcl )
- カスタマイズされたボード記述ファイル(* .board)
- カスタムビルドおよび/またはビルドアクションオプションで使用されるファイル
作業方法に応じて、バージョンコントロールした方がよいファイル
- C-STATあるいはC-RUNを使用している場合は*.ewt ファイル
- デバッガ設定ファイル(*.ewd)
- ワークスペースファイル(*.eww)
バージョンコントロールの必要のないファイル
- \settings\フォルダ内のファイルは自動的に作成され、頻繁に更新されるので、バージョンコントロールの必要はありません。
まとめ
バージョンコントロールが必要なファイルは、ワークスペースに追加されるファイルと、プロジェクトオプションによって追加されたファイル(つまり、対応するデフォルトファイルを置き換えるファイル)です。
詳細は、メニューの ヘルプ > IDEプロジェクト管理およびビルドガイド の 「ファイルタイプ」 の章を参照してください。
ファイルタイプの詳細については、 ヘルプ > コンテンツ… を選択し、「IDEプロジェクト管理およびビルド」 >「製品ファイル」の情報を参照してください。
全ての製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です