ライセンスマネージャ 1.29.1へのアップデート (LMS1)
テクニカル・ノート 14255
アーキテクチャ:
All
コンポーネント:
lms
更新日:
2021/04/13 11:53
注 - このテクニカルノートはLicense Management System version 1 (LMS1) を使用しているバージョンのIAR Embedded Workbench に適用されます。 (2013年以前にリリースされたバージョン)
はじめに
このテクニカルノートは、LicenseManagerのバージョン1.29.1のインストールに関するアドバイスを提供します。
適用:
- LMS1 を使用するバージョンのIAR製品
- Windows 7 以前のWindowsシステムを搭載したPC
- EmbeddedWorkbenchのバージョンがテストされたWindowsシステムを使用してください。 (リリースノートを参照してください。)
- MicrosoftはWindows7(および古いバージョンのWindows)のサポートを終了したため、社内ネットワークにもインターネットにも接続されていないコンピューターで作業することをお勧めします。
新しいWindowsシステムに関する注記:
- LMS1を使用したIAR製品バージョンは、Windows8以降で動作する可能性はあります。
- LMS1はWindows8以降ではテストされていないため、この使用法はサポートされません。
- 推奨は、License Manager1.29.1とドングルドライバー7.5.2をインストールすることです。
解説
LMS1を使用するバージョンのIAR Embedded Workbenchをインストールする前に、IAR LicenseManagerのバージョン1.29.1のインストールから始めてください。 (また、必要に応じて、最新のドングルドライバーをインストールしてください。)
最新バージョンのダウンロード
IAR License Manager バージョン 1.29.1 は次のリンクからダウンロードすることができます: LicMan 1.29.1.
インストール手順
- Windowsの管理者としてrunさせることを確認します。
- licman.exeファイルとサポートファイルを含むzipファイルを展開します。
- PC上の既存のlicman.exeを置き換えます。通常は C:\Program Files\Common Files\IAR Systems\License\Utilities にあります。
- サポートファイルも同じフォルダに置きます。
- 最後に、vcredist_x86.exe(コピーしたもの)を実行して、Microsoftの配布可能な.dllファイルを正しい場所にインストールします。
dongle driver のアップデート
ライセンスがドングルを使用する場合は、LMS1でテストされた最新バージョンのdongle driver をインストールしてください: dongle driver 7.5.2 (technical note 200922).
古いバージョンの Embedded Workbench のインストール
IAR License Manager 1.29.1(および必要に応じてdongle driver 7.5.2)がインストールされると、EmbeddedWorkbenchの古いバージョンをインストールできるようになります。
‘locked to Transfer’ライセンスについての注記
LMS1の ‘License Transfer’ を実行する際には、 両方のPC に同バージョンのlicman.exe が必要です。
まとめ
最新の License Manager 1.29.1 にアップデートすることで、古いバージョンの Embedded Workbench を使用している場合の問題が解決するかもしれません。
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