ライセンス要求の通信ポートを開く
テクニカル・ノート 29096
アーキテクチャ:
All
コンポーネント:
lms
更新日:
2019/12/05 3:40
注:このテクニカルノートは、License Management Systemバージョン1(LMS1)を使用したIAR Embedded Workbench(2013以前)に適用されます。
はじめに
本テクニカルノートでは、ライセンスリクエスト用の通信ポートを手動で正しく開くための推奨方法について説明します。
解説
注:PINGを使用してクライアントとサーバ間の通信をテストすることはできません。その理由は、PINGがICMPを使用して通信するためです。
通信には、以下の各機器のUDP(ユーザデータグラムプロトコル)ポート5093が開いている必要があります。
- IAR License Serverが実行されているサーバー
- クライアントPC
- ネットワークのサブネット間にあるルータ/ブリッジ
UDPポート5093をどのように開くかは、コンピュータにどのOSがインストールされているかにより異なります。また、ルータ/ブリッジを管理するアプリケーションによっても異なります。
なお、上記のハードウェアのいくつかは、変更を反映させるために再起動が必要な場合があります。例えば、ライセンスサーバのコンピュータは、通常、再起動が必要です。
まとめ
クライアント、サーバ、およびサブネット間で、UDPポート5093が開いていなければなりません。問題が解決しない場合は、IAR Systemsのサポートにお問い合わせください。
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