アセンブラ関数のスタック使用量解析で"no stack usage information"

テクニカル・ノート 180502J

アーキテクチャ:

ARM

コンポーネント:

linker

更新日:

2018/09/04 5:08

はじめに

このテクニカルノートでは、アセンブラ関数のスタック使用量解析について説明します。

解説

アセンブラで記述した関数のスタック使用量は、IAR Embedded Workbench for ARMで自動的に判定する方法はありませんので、手動でアセンブラ関数が使用するスタック情報をスタック情報設定ファイルに埋め込む必要があります。そのためには、

スタック使用量制御ファイル (拡張子 .suc) を作成して、

プロジェクトメニュー > オプション > リンカ > アドバンストタブ

“制御ファイル” のテキストボックスに作成したファイルを登録します。

 

スタック使用量制御ファイルには、

function func: 32

のような記述をします。

スタック使用量制御ファイルの記述については

「C/C++開発ガイド」スタック使用量制御ファイル 章をご参照ください。

まとめ

アセンブラ関数のスタック使用量解析は、スタック使用量制御ファイルを作成して、解析を行います。

 

全ての製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です

申し訳ございませんが、弊社サイトではInternet Explorerをサポートしていません。サイトをより快適にご利用いただくために、Chrome、Edge、Firefoxなどの最新ブラウザをお使いいただきますようお願いいたします。