絶対番地に実装するチェックサム付ライブラリの作成
テクニカル・ノート 71483
アーキテクチャ:
ARM
コンポーネント:
linker
更新日:
2018/08/25 13:37
はじめに
本テクニカルノートでは、絶対番地に配置され、チェックサムを用いて整合性をチェック可能なライブラリ(関数とデータ)を作成する方法について説明します。
対象
本テクニカルノートは、IAR Embedded Workbench for ARMに適用されます。また、本テクニカルノートはCortex-Mコアの場合について説明します。
背景
基本的な考え方は、ライブラリを個別に検証できるようにし、その結果認証されたライブラリを他のアプリケーションで使用できるようにするというものです。このライブラリは、Embedded Workbenchの各プロジェクトで個別にコンパイルされてリンクされます。
出力は通常のEFLファイル(またはHEXファイル)で、エクスポートされたシンボルを含むファイルです。このシンボルは、『C/C++開発ガイド』の「IAR Absolute Symbol Exporter - isymexport」の章で説明されているisymexportツールを用いてエクスポートされます。
解決方法
PDFドキュメントCreating an absolutely placed library PDF.pdfおよびzipファイルExample project (IAR Embedded Workbench for ARM 6.30.7) 2.zipを参照してください。
全ての製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。