バイナリイメージにアクセスするconst charポインタの使用
テクニカル・ノート 71111
アーキテクチャ:
ARM
コンポーネント:
linker
更新日:
2018/12/11 8:07
はじめに
フラッシュに格納されたバイナリファイルの内容にアクセスする一般的な方法は、charポインタを逆参照することです。 このテクニカルノートでは、リンカーシンボルを通して格納されたコンテンツに直接アクセスする方法について説明します。
解説
リンカオプション --image_input を使用して、バイナリファイルをインクルードし、コンテンツが格納されているフラッシュのアドレスと関連付けられたリンカシンボルをアサインします。
ソースコード中で、関連付けられたシンボルを使用してバイナリイメージにアクセスします。
例:
extern const char test_bin_symbol[];
for (int i=0; i < 10; i++)
{
printf("%c\n", test_bin_symbol[i]);
}
まとめ
リンカオプション --image_input で定義されたリンカシンボルを使用して、バイナリファイルの格納された内容にアクセスできます。
example には、プロジェクトとリンカオプションを示すスクリーンショットが含まれています。
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