このテクニカルノートでは、printfの出力をUART経由に変更する方法について説明します。
printf()出力、およびscanf()入力は、デフォルトではEmbedded Workbench for Arm C-SPYデバッガにある「ターミナルI/O」ウィンドウへの入出力となりますが、お客様のコードにて
int fputc(int ch, FILE *f)
int fgetc(FILE *f)
を実装いただくと、こちらが優先されオーバライドされるため、「ターミナルI/O」ウィンドウの代わりにUARTなどへ変更することができます。
弊社評価キット用のサンプルとして下記プロジェクトがあり、main.cにてfputc / fgetcを定義しRS-232Cに出力している例がございますので、ご参考としてください。
EWARMインフォメーションセンタ内、ST > STM32F0xxx > IAR-STM32F051R8-SK > Distance measure
ソースコード例についてはTechnical Note 83040を参照ください。
FAQ作成対象製品:Embedded Workbench for Arm バージョン:7.20.5
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