(LMS1)ドッキングステーションへのノートパソコン着脱時の問題に対する対処法
テクニカル・ノート 79030
アーキテクチャ:
All
コンポーネント:
lms
更新日:
2018/08/25 14:08
注:このテクニカルノートは、ライセンス管理システムのバージョン1(LMS1)を使用したIAR Embedded Workbenchのレガシーバージョン(2013年以前のバージョン)に適用されます。
はじめに
ドッキングステーションに対してノートパソコンの取付けまたは取外しを行うと、Microsoft Windowsが終了して「ブルースクリーン」になります。
解説
ノートパソコンをドッキングステーションに取り付けたり取り外したりしてもWindowsシステムの動作を止めないようにするには、以下の手順に従ってください。
- technical note 200922の手順2に従ってドングルドライバをすべてアンインストールし、コンピュータを再起動します。
- technical note 200922の手順3に従ってLMS1用ドングルドライバの最新バージョンをインストールし、コンピュータを再起動します。
- technical note 62867の手順4に従ってパラレルポートを無効にし、コンピュータを再起動します。
ここで、下記のディレクトリとプロジェクト関連のファイルをすべて削除してください。
- Embedded Workbenchのプロジェクトファイル (.ewp) が保存されているディレクトリを探し、そのディレクトリから \Settings、\Debug、\Releaseなどすべてのフォルダを削除します。
- デバッガの設定を格納する拡張子.ewdのついたファイルを削除します。
- プロジェクトを開き、消えた設定を再設定します。デバッガの設定が消えた場合であれば、デバッガの設定を再設定します。
まとめ
ノートパソコンの取付けや取外しは、上記の推奨方法を実行後に行うことをおすすめします。
注:もし上記の推奨方法を試してもうまくいかない場合は、ノートパソコンの取付け時または取外し時にIAR Embedded Workbenchのレガシーバージョンが動作していないことを確認してください。
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