IAR製品の実践的ガイド

IAR Embedded Workbenchをより効率よく使って頂くために、日本語ガイドを提供しています。

IAR Embedded Workbench for ArmのTIPS集

統合開発環境IAR Embedded Workbench for Arm のユーザマニュアルを補完する日本語の解説書で便利な機能や、Armソフト開発のコツとヒントを掲載しています。20253月にTIPS2.00.3に更新しました。Tips集は以下の項目について説明しています。  

  • 開発前に知っておくと良い事
  • 基本設定 /一般オプション /マニュアル資料 
  • C/C++ コンパイラ/ リンカ/アセンブラ 
  • デバッグ /ICE 
  • マイコン /CPU 
  • その他トラブルなど 

ILINKガイド:基礎編

ILINKは、大きなサイズの再配置可能なマルチモジュールのC/C++プログラム、C/C++プログラムとアセンブラプログラムの混合リンク、サイズの小さい単一ファイルの絶対アドレスを持つアセンブラプログラムのリンクなど、幅広く組込みアプリケーションの開発に適した強力で柔軟性のあるリンカです。 

IAR Embedded Workbenchでは、選択したデバイス毎に標準的なメモリ割り付けができるように、リンカ設定ファイルがプロジェクトに登録されますが、より複雑なメモリ割り付けを行う場合は、このリンカ設定ファイル(.icfファイル)の編集を行う必要があります。 

本ガイドでは、組込みシステムで用いられる典型的なメモリ構成毎に、ソースファイルの追加記述、リンカ設定ファイルの編集の仕方を解説します。 

本ガイドの対象者

このガイドは、IAR Embedded Workbenchの基本機能およびオペレーションを理解しており、リンカにて自由にコードやデータを配置する方法を習得されたい方を対象にしております。 

ILINKガイド:サンプル集

ILINKガイド基礎編を理解した方が、実際のリンカ設定を見て学習をするためのサンプル集です。コードをROMに配置する場合やRAMに配置する場合、初期データを圧縮する/しない場合、ユーザコードによる変数や関数初期化などのサンプルがあります。実際にマップファイルも示し、説明を加えていますので、ILINKの動きを理解するための読み物としても利用できます。 

本ガイドの対象者 

ILINKガイド基礎編を理解した方 

本ガイドが対象とするIAR Embedded Workbenchのバージョン

  • EWARM 9.10.1以降
  • EWRL78 4.20.1以降
  • EWRH850 2.20.1以降
  • EWRISC-V 1.30.1以降 

I-jetの設定とトラブルシューティングガイド

本資料の内容

  1. I-jetでデバッグするまでのステップ
  2. 接続できない(MCUと通信できない)ときの確認 
  3. ダウンロードできないときの確認 
  4. 正常にデバッグできないときの確認
  5. SWOトレースできないときの確認
  6. [メモリ構成]の設定方法
  7. EmuDiagの使い方
  8. 良くあるエラーメッセージと対処方法
  9. 参考資料
  10. 本資料で解決しない場合は・・・