IAR Embedded Workbench for Coldfire
完全統合型開発ツールチェーンであるColdfire用IAR Embedded Workbenchを使えば、1つのビューに1つのツールボックスが提供され、1本のシームレスなワークフローが可能です。
01
ユーザフレンドリなIDE
プロジェクト管理ツールとエディタを備えた統合開発環境です。MISRA Cルール (MISRA-C:2004) の自動チェック、コンフィギュレーションファイル、リンカおよびライブラリツール、サンプルプロジェクトおよびコードテンプレートを提供しています。
02
パワフルなビルドツール
高度な最適化を実現するColdfire用のC/C++コンパイラを備えています。ランタイムライブラリ、Coldfire用再配置アセンブラも備えています。
03
包括的なデバッガ
C-SPYデバッガは、シミュレータを備えた包括的なデバッガです。ハードウェア上でのRTOS認識デバッグをサポートし、シミュレータ、J-Link ColdFire BDM 26、P&E BDMインタフェース(Multilink、Cyclone MAX、Cyclone PRO)をサポートするC-SPYターゲットシステムに対応しています。
最新リリースノート
Version 1.23
Information Center
A web-based navigation system that gives easy access to tutorials, product documentation and example projects. Choose Help>Information Center to display the Information Center.
Debugging multiple images
C-SPY can now debug several independently built images during one debug session. Choose Project options>Debugger>Images to specify the location of the images to be downloaded in addition to the current application. There is also a new debugger window called Images where you select which application debug information shall be displayed for.
64-bit OS support
The C-SPY drivers for P&E USB Multilink, P&E Cyclone MAX, P&E Cyclone PRO, and J-Link for ColdFire have been updated to support 64-bit versions of Windows Vista and Windows 7.
Support for new devices
Hardware debug support for these new devices has been added
- MCF51CN128
- MCF51EM256
- MCF51JE256
- MCF51JE128
- MCF51MM256
- MCF51MM128
- MCF5208
- MCF5232
- MCF5233
- MCF5234
- MCF5235
- MCF52274
- MCF52277
RTOS plug-in
C-SPY RTOS plugin modules for MQX and ThreadX have been added.
どのようなタイプのライセンスが必要ですか?
IARシステムズのツールは、お客様の使用状況に応じて柔軟なライセンスモデルを用意しています。保守契約を締結されている場合は、世界中のどの地域でもサポートが受けられます。日本国内のユーザー様から日本法人へのお問い合わせについては、もちろん日本語のサポートが可能となります。 ご不明な点については、お気軽にお問い合わせよりご質問ください。
製品の詳細をお知りになりたいですか?
グローバルに展開するIARが世界各地のお客様をサポートします。製品に関するお問い合せには、常時お答えしています。
製品/見積もりに関する問い合わせ
製品に関するお問い合わせや見積もりのご依頼は、以下のフォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンをクリックしてください。 *は必須項目となっています
ユーザーガイド
言語と規格
IAR C/C++ Compilerは、CおよびC++プログラム言語の各種方言や、組込みプログラミング用の様々な拡張機能に対応します(あらゆる実装に対応する言語規格をすべてサポートしているわけではありません)。厳格な規格コンプライアンスに対応するために拡張機能を禁止することも可能です。
一般的なデバッガやエミュレータのほとんどと互換性のある業界標準のデバッグおよびイメージフォーマットを幅広くサポートしています。これにはELF/DWARFなどが含まれます。
ISO/ANSI C/C++ へのコンプライアンス
IAR C/C++ Compilerは、次のようなCプログラム言語規格をフリースタンディングに実装しています。
- INCITS/ISO/IEC 9899:2018、別名C18 (最新バージョンのみ)
-
IAR C/C++ CompilerはC++17のすべての機能に対応。C++ライブラリはC++14に対応、C++17追加機能のサポートなし。(最新バージョンのみ)
-
ISO/IEC 14882:2015、別名C++14
-
INCITS/ISO/IEC 9899:2012、別名C11
-
ANSI X3.159-1989、別名C89
IEEE 754規格
IAR Embedded Workbenchは浮動小数点演算のIEEE 754規格に対応しています。
MISRA C
MISRA Cは、MISRA (自動車産業ソフトウェア信頼性協会) が開発したCプログラム言語のためのソフトウェア開発規格で、SO規格のC言語で記述する組込みシステムでのコードの安全性、可搬性、信頼性を確保することを主な目的としています。
MISRA C規格の初版「自動車用ソフトウェアでC言語を利用するための手引き(Guidelines for the use of the C language in vehicle based software)」は、1998年に策定されました。2004年には第2版が作成され、規則番号の全面的な見直しなどの重要な変更が数多く行われました。さらに、拡張サポート付きのMISRA C:2012および安全でないコード構造を識別するためのMISRA C++:2008も規格に追加されました。
IAR Embedded Workbenchの特長であるアドオン製品 C-STATによって、MISRA C:2004、MISRA C++:2008、MISRA C:2012が策定した規則への準拠をチェックすることができます。
テスト検証
IARは、次のような市販のテストスイートを使って、IARのツールが規格に準拠していることを確認しています。
- ISO/IEC Cへの準拠を確認するPlum Hall Validationテストスイート
-
C++への準拠を確認するPerennial EC++ Validation Suite
-
IARライブラリのC/C++規格への準拠およびC++規格に対するSTL実装を検証するDinkum C++ Proofer
上記の市販スイーツに加えて、いくつかの内製テストスイートを使用して、新機能の検証、リグレッションテスト、エラー修正に対する検証などを実施しています。
無償の体験版をダウンロード
無償の評価版:IAR Embedded Workbench for Coldfire
評価版ライセンスは、完全に無償でその操作性をお試しいただけます。
ダウンロードをクリックすると、ライセンスを取得するためのユーザ登録が求められます。
14日の期間限定評価版ライセンスについては、以下の点にご注意ください。
- 評価版ライセンスは14日間のみ使用可能です。
- ランタイムライブラリにはソースコードが含まれません。(バイナリ提供)
- MISRA C はサポートしていません。
- テクニカルサポートは対象外です。
- 製品開発を含む、いかなる商用開発にも使用出来ません。