統合ソフトウェアとRTOS

IAR Embedded Workbenchと合わせて、先進のRTOSやミドルウェアベンダによってあらかじめ統合済みのソフトウェアソリューションを幅広くご使用いただけます。

C-SPY RTOS認識プラグインモジュールを使用することで、リアルタイムOS上で作成されたアプリケーションに対し、高度な制御と可視化が可能となります。モニタできるのは、タスクリスト、キュー、セマフォ、メールボックス、各種RTOSシステム変数などのRTOS固有の項目です。

タスク固有のブレークポイントとタスク固有のステップ実行により、タスクを容易にデバッグできます。多くのデバイスや開発ボード用に、即時に使用できるサンプルプロジェクトも用意されています。

サポートするソリューション

Amazon FreeRTOS

FreeRTOSは、低電力小型エッジデバイスのプログラミング、デプロイ、保護、接続、管理を容易にするマイクロコントローラ向けのオープンソースかつリアルタイムのオペレーティングシステムです。MITオープンソースライセンスの下で無料配布されているFreeRTOSには、様々な業界セクターおよびアプリケーションでの使用に適したカーネルとソフトウェアライブラリセットが含まれています。

FreeRTOSは、マイクロコントローラベースの接続デバイスを簡単にプログラミングし、そのデバイスからIoTアプリケーション用にデータを収集するために必要なすべての機能を備えています。

IARシステムズのC-SPY® RTOS認識プラグインによって実現されたFreeRTOSとIAR Embedded Workbenchとの統合により、開発者はAmazon FreeRTOS上に構築されたアプリケーション全体に対し高度な制御と可視化が可能となります。これを使用することで、コード内の位置、レジスタの内容、コールスタック情報、選択タスクのローカル変数を表示できます。タスク固有のブレークポイントやタスク固有のステッピングが使用可能なため、タスクのデバッグが容易になります。

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Azure RTOS

Azure RTOSは、リソースが制限されたデバイスに高信頼性、超高速性能を提供する、小規模で強力なオペレーティングシステム(Azure RTOS ThreadX)を含む、組込み開発スイートです。使いやすく、市場実績があり、世界中で62億を超えるデバイスに導入されています。Azure RTOSは、Azure RTOS FileX、GUIX、NetX、NetX Duo、USBXなど最も一般的な32ビットマイクロコントローラと組込み開発ツールをサポートしているため、チームの既存のスキルを最大限に活用できます。

この高度なリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)は、特に高機能組込みアプリケーション向けに設計されており、リアルタイムマルチスレッド処理、スレッド間の通信と同期、メモリ管理など、さまざまな利点があります。Azure RTOS ThreadXには先進機能が用意されており、ピコカーネルアーキテクチャ、プリエンプションしきい値、イベントチェーン、豊富なシステムサービスのセットが含まれています。

IARシステムズは、長年にわたり最も高レベルでAzure RTOSと製品の統合を行ってきました。IAR Embedded Workbenchデバッガへのクラス最高レベルのAzure RTOS ThreadXカーネルの統合もその一例です。この最先端デバッガへの統合により、すべてのAzure RTOS ThreadXオブジェクトの表示、スレッド固有のブレークポイント設定、中断スレッドのコールスタックの表示、Azure RTOS ThreadX内の一意の実行プロファイルおよび性能モニタリング機能の表示などが可能となりました。

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WITTENSTEIN high integrity systems

WITTENSTEIN high integrity systems社は、FreeRTOSプロジェクトの成果であるRTOS技術を活用し、OPENRTOSおよびSAFERTOSを作成しています。

OPENRTOS は、FreeRTOSの唯一使用可能な商用ライセンスを備えています。OPENRTOSライセンスは、FreeRTOSの改変GLPライセンスの制限がすべて除かれており、専門家によるサポート、トレーニング、コンサルティングを受けることができます。OPENRTOSはIAR Embedded Workbenchで使用でき、FATファイルシステム、USB、TCP/IPソフトウェアがすべて組み込まれています。IAR Embedded Workbenchユーザ向けに高度なデバッグ機能を提供するカーネル認識プラグインであるStateViewerと共に提供されます。

SAFERTOSは、重要システムで使用できるように事前に認証されたカーネルです。FreeRTOSの機能モデルをベースとしていますが、安全性市場向けに徹底的に再設計されています。SAFERTOSは、2007年にTÜV SÜDにより個別に認証を受けており、ライフサイクルドキュメント一式を備え、IEC61508 SIL3、EN62304、FDA510(k)など多くの規格認証を得ています。

IAR Embedded Workbenchとの統合によりRTOSカーネル認識プラグインが使用可能になり、デバッガが一時停止する度に、またシングルステップを実行する度にタスク、キュー、セマフォ、ミューテックスのスナップショットを表示することができるようになりました。このセーフティクリティカルなRTOSは、IARの安全性認証済みIAR Embedded Workbenchバージョンもサポートしています。

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SCIOPTA Safety RTOS

SCIOPTA Systemsは、セーフティクリティカルな組込みアプリケーション向けシステムソフトウェアの開発、販売、サポート、維持管理を行っています。

具体的には、リアルタイムオペレーティングシステム、ネットワークソフトウェア、ファイルシステム、インタフェースバスシステム用ソフトウェア、ボードサポートパッケージなどのシステムソフトウェアです。

SCIOPTAは、多くの安全機能が組み込まれたメッセージベースのリアルタイムOSであるため、安全関連システムのソフトウェアコンポーネントとして最適です。

SCIOPTAは、TÜVによりIEC61508のSafety Integrity Level 3(SIL3)の認証を得ており、ファイルシステムおよびIP、ならびにUSBスタックも提供しています。

SCIOPTAには、IAR Embedded Workbench用CPUおよびボード向けプロジェクトファイルが多数あります。定義の必要な環境変数は2つのみであるため、プロジェクトを即座に使用できます。SCIOPTAのモジュール情報、プロセス状態、コンテキスト情報、プロセススタック情報、メッセージプールの内容は、IAR Embedded WorkbenchのC-SPYデバッガで使用できます。

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イーフォースuC3 (RTOS)

イーフォース社は、RTOSベースとネットワークベースの両方のソリューションを提供しています。uC3 Compact/Standard(RTOS)は、ローエンドのMCUからハイエンドのMPUまでをサポートします。uNet3(TCP/IP)とuNet3/Professionalは、豊富な産業用イーサネットプロトコルに対応します。

uC3 Compact/StandardはどちらもμITRONの仕様をベースにしています。

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UNISON RTOS

RoweBots社は、M2M通信に最適なUNISON RTOSを提供し、各種IoTプロトコルをサポートしています。

RoweBotsでは、エンドツーエンド暗号化(SSL/TLS、IPSec、IP Filtering)、SMTPとTLSを使用した安全な電子メール、HTTPSのためにHTTPとTLSを使用する安全なウェブサーバ通信、SSH、SFTPを提供しています。UNISON RTOSは、Cortex-M用ARM Trust Zone技術をサポートしており、セキュアな実行領域と非セキュア実行領域とを分離します。

Remedy RTOS Viewerは、IAR Embedded WorkbenchのC-SPYプラグインとして含まれています。

Remedy RTOS Viewerでは、デバッグセッション中にブレークポイントごとに、オペレーティングシステム固有のオブジェクト、データ構造、システム状態に関する更新情報を表示します。

具体的には、スレッド、セマフォ、ミューテックス、メッセージ、タイマ、タイムアウトの他、メモリパーティション、スタック情報、統計などの更新情報が表示されます。

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Micro Digital SMX RTOS

Micro Digital社は、小規模から中規模の組込みシステムのニーズを満たすロイヤリティフリーのモジュール型リアルタイムオペレーティングシステムであるSMXを提供しています。SMXのコアは、25年以上にわたる販売実績を有します。また、SMXは広範なエラーチェックおよびエラー管理機能を備えています。

SMX RTOSは、ARM、Cortex、ColdFireなどの低コストの32ビット組込みシステムをターゲットとするCPUファミリをはじめ、広く普及しているCPUファミリのほとんどをサポートしています。提供されるモジュールは、グラフィカルデバッガプラグインを備えたマルチタスクカーネル、セキュリティオプションを備えたWiFi 802.11スタック、TCP/IPデュアルIPv4/IPv6スタック、FATおよびフラッシュファイルシステム、USBホストスタック、USBデバイススタック、USB OTG、GUI、IEEE 754浮動小数点ライブラリ、ブートローダです。

IAR Embedded Workbenchとの統合により、カーネル認識ツールsmxAwareが使用可能になり、デバッグ時にタスク、イベント、タイマ、ヒープ、スタックなどのモニタリングが可能になりました。更に、タスク、LSR、ISRが実行されたタイミングを示すイベントタイムライン用に、グラフィック解析ツールも使用可能です。

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Quadros Systems RTXC RTOS

Quadros Systems, Inc.は、RTXCリアルタイムオペレーティングシステム技術の開発および販売を行っています。また、TCP/IP v4/v6、USB、CANopen、ファイルシステム、組込みグラフィックソフトウェアなどの幅広い通信スタックやミドルウェアを提供し、HMIなどのグラフィカルインタフェースをサポートしています。

製品およびサービス
RTXC製品は、世界中で何億もの組込みシステムに導入され、通信、民生電子機器、医療、産業制御などの市場で使用されてきました。
Quadros Systemsは、IAR C-SPYデバッガと緊密に統合されています。カーネル認識プラグインは、デバッグセッション中にRTXC固有のオブジェクトとデータ構造を表示します。タスク、セマフォ、タイマ、キュー、メモリパーティションの現在の状態に関する情報の他、スタック情報や統計情報が、読みやすいフォーマットでIAR Embedded Workbench IDEに表示されます。サンプルプロジェクトも使用可能です。

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Micrium OS

Micrium OSの中心となるのは、効率的なプリエンプティブスケジューラを備えた高信頼性リアルタイムカーネルです。このリアルタイムカーネルにより、開発者はSilicon Labsのハードウェアプラットフォーム上で、プロフェッショナルグレードのマルチタスク機能を利用できます。カーネルはソースコードの形式で提供され、ドキュメント類も完備されているため、スムーズにお試しいただけます。

Micrium OSは、すべてのSilicon Labsデバイスでの使用を意図した単一パッケージではありません。柔軟できめ細かい設定が可能なソフトウェアコンポーネントの集まりです。コンポーネント間には依存関係がほとんどないため、開発者は自分のプロジェクトに有用なソフトウェアをほぼ無制限に選択できます。どのコンポーネントにも、多くの場合、コンパイル時でも実行時でも調整可能な多くのパラメータがあり、リソースを最大限に有効活用できます。

更に、Micrium OSには、TCP/IP、USB、Modbusの各プロトコルスタックやCANプロトコルフレームワークなどの通信コンポーネントが搭載されています。また、ストレージや表示コンポーネント、可視化ツールuC/Probeも使用できます。

uC/OS-II/uC/OS-III RTOS認識プラグインは、IAR C-SPYデバッガと連携して機能します。

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TI-RTOS

TI-RTOSは、TI製デバイス用のスケーラブルなリアルタイムオペレーティングシステムです。プリエンプティブなリアルタイムマルチタスキングカーネルから、ミドルウェアコンポーネントやデバイスドライバを追加したフル機能RTOSソリューションまで拡張可能です。TI-RTOSのミドルウェアコンポーネントとしては、TCP/IPネットワーキング(IPv4とIPv6両方)、FATファイルシステム、USBホストおよびデバイススタックがあります。ミドルウェアやドライバの使用法のデモ用に、フルセットのサンプルも含まれています。

また、TI-RTOSに含まれるOS認識ツールにより、マルチタスクアプリケーションを容易にデバッグできます。Run-time Object Viewer(ROV)を使用することで、開発者はタスク、メールボックス、セマフォなどのOSオブジェクトのステータスをチェックできます。例えば、タスクが準備できているか、実行中か、あるいはブロックされているか、IPCなどのタスクがブロックされているか、タスクがそのスタックリミットを超過しているかなどを確認することができます。ROVは、IAR Embedded Workbench IDEに統合されています。

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NXP MQX RTOS

NXP MQX RTOSは、フル機能のリアルタイムオペレーティングシステムで、MQX Kernel、TCP/IPスタック(RTCS)、組込みMS-DOSファイルシステム(MFS)、USBホスト/デバイススタックなどが含まれています。MQXマルチタスクカーネルは、プリエンプティブなスケジューリング、高速割込み応答、拡張されたプロセス間通信および同期機能を提供します。MQX RTOSには、固有のペリフェラルドライバがあります。

NXPプロセッサで使用可能なNXP MQX RTOSは、モジュラアーキテクチャにより、シンプルで使いやすいAPIを提供します。

NXP MQXソフトウェアソリューションは、IAR Embedded Workbenchと緊密に統合されています。そのため、NXP MQX RTOSタスク認識デバッグ機能における、スタック使用率、CPU使用率、リソースステータス(メモリ、メッセージ、セマフォなど)、TCP/IPソケット情報などの機能をIAR C-SPYデバッガで使用できます。

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HCC Embedded

HCC Embedded社は、フラッシュ、ファイルシステム、通信用に再利用可能な組込みソフトウェアコンポーネントを開発しています。同社は、プロジェクトで使用されているプロセッサやRTOS、ペリフェラルとは関係なく、プラットフォームソフトウェアをデプロイするエキスパートであるトップ企業の1社です。

HCCは、どの環境に対しても一貫した抽象化とインタフェースを作成するために、Advanced Embedded Frameworkを開発しました。すなわち、エンジニアは独自のRTOSを使用する場合でも、市販のRTOSを使用する場合でも、HCCミドルウェアを容易に利用できます。

HCCのソフトウェアコンポーネントは、IAR Embedded Workbenchを使用して、ほとんどすべてのRTOS、ペリフェラル、またはフラッシュに容易に統合できます。ミドルウェア(ネットワーキング、フラッシュ管理、ファイルシステム、USBホスト、デバイス&OTG、スケジューラ)はすべて、開発者が統合する必要のないEmbedded Workbench用の作業プロジェクトとして提供可能です。

最先端の協調型スケジューラとIPv4スタックまたはIPv6スタックは、MISRAに完全準拠しています。

HCCは、ネットワーキングソフトウェアやスケジューリングソフトウェアの開発およびデバッグを支援するための、Embedded Workbench for C-SPY用の無料プラグインを提供しています。このプラグインは、HCCのMISRA準拠TCP/IPスタックおよびTaskSync検証可能スケジューラ用に、C-SPYのデバッグ情報を詳細表示することができ、任意のターゲットMCUで動作可能です。

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embOS RTOS

SEGGER社は、embOS RTOS、emWin GUIライブラリ、ファイルシステム、USBおよびIPスタックを提供しています。このソフトウェアは、プロジェクトの要件に最適なものとなるよう、製品/製品ファミリごと、デベロッパーシートごと、CPUや企業ライセンスごとに、さまざまなロイヤリティフリーのライセンスモデル下でライセンスを受けることができます。

embOSは、ソースコードおよびライブラリ製品の形態で入手できます。IAR Embedded Workbench用のボードサポートパッケージ(BSP)やフル機能プロジェクトを、さまざまな評価用ボードで使用できます。

IAR Embedded Workbenchと統合されたembOSにより、ターゲットのプロセッサリソースを消費することなく、中断タスク、カーネル情報、内部データ構造を表示できます。

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