スマートな消費者
消費者は、自身の電子製品に関して、より多くの情報と高い接続性を求めるようになってきています。ネットワークに接続されたウェアラブル機器も、ガジェットやおもちゃも、ヘルスケア製品も、それぞれがセキュリティ上の課題を抱えています。

今後は、製品がデータプライバシーやGDPR (一般データ保護規則) 法に合致しているだけでなく、新しいビジネスモデルの登場と共に企業自らも進化していくことが求められるようになります。たとえば、製品は、所有するものからサービスとして提供されるものへと変わっていくでしょう。このような状況で、企業はどのようにしてアップデートを管理し、認証を行い、製品の所有権を新たな所有者へと移譲すれば良いのでしょうか?
さらに重要なのは、消費者が製品のアップデート方法を知らずとも、いかにして製品をアップデートし続けられるかということです。プライバシーとセキュリティを守りながら。
ネットワーク家電といえども、セキュリティは最初から設計に組み込む必要があります。しかし、他のケースと異なり、エンドユーザにはアップデートも認証も見えません。ユーザはデバイス内のデータが安全でプライバシーも保護されていることを知っているだけで良いのです。
民生用機器へのセキュリティの組込みについては、こちらをご覧ください。